不動産屋が教えてくれない本当の不動産情報3つのポイント
家を買おうとしている人へ
住宅購入といえば普通、一生で一番大きな買い物なので、慎重に検討するものだと思います。
私はかつて不動産会社に勤めていたことがあり、その中でなかなかにブラックなやり口を色々と見聞きして知ることになりました。
不動産に関するそういう裏情報というのは結構ニーズがあるかもしれないと思い、ちょっとまとめてみることにしました。
1.チラシ、ネット、雑誌に溢れる「釣り物件」
不動産を買おうという人が探している情報なんてみんな同じで、
最寄り駅、エリアなどを絞った中で、
なるべく広く、なるべく格安の物件を探している
普通はこれだと思います。
試しに、ネットで探してみて下さい。
他の物件に比べて格安、割安な物件があると思います。
この物件、通常
頼んでも売ってくれません。
その物件は、格安な価格で広告掲載して問い合わせ客を集める為の「釣り物件」なんです。
そのカラクリはこうです。
線路脇、高架下、墓地の横、極端な旗地、など、劣悪な条件の土地や物件を、競売(破産などで手放された物件は競売にかけられます)で安く仕入れてきます。
これを釣り物件として広告掲載し、問い合わせ客を集めます。
「ああ、あの物件を見ていらしたんですね?でも、あの物件はオススメできないですよ…
でもとにかく、見てみますか?
でも、あそこはオススメじゃないので、お客様にオススメな他の物件もご案内しますよ。
あの物件よりは少し高くはなりますけど…」
そして、最初にその酷い土地を見せられます。
「こんなに線路と近いので、騒音が酷いんですよ。でも、次にお見せする物件はとっても良い環境ですよ!」
最初に酷い土地を見せられるので、その次に見る土地はとても魅力的に見えます。
そうすると、最初から見せるよりも購入率はぐっと上がるそうです。
でも、そういう冷静な判断力が鈍っている時に、決めたくないですよね…
2.あの物件、他にも検討しているお客様がいて…は嘘
この台詞は営業の常套手段ですよね。
でも、
嘘です
そんな人いません。
そばで見てましたが、電話でそういうこと言ってる営業の人、
他に担当の顧客なんていないじゃん
という事がほとんどでした。
どうも、
「迷う暇を与えると購入率が下がる」
とかいうセオリーがあるそうで。
あの手この手で決断を迫ってましたね。
3.客は、銀行から金を出させる為の"ツール"
住宅を購入する際、住宅ローンを組むと思いますが、不動産営業担当はもう本当にあの手この手で住宅ローンを通してくれます。
ヤバ目な事も平気でやります。
必要な書類をねつ造したり。
年収などの金額をかさまししたり。
それは不動産会社としては、
銀行から金出させれば勝ち
だからです。
その後、住宅ローンの支払いが滞ろうが、とうとう払えなくなって破産しようが、不動産会社は痛くも痒くもないわけです。
不動産会社は、購入時に一括で金を得ているわけですから。
だから、
支払い計画に無理があるなら、収入をごまかして無理のない計画に見せればいいわけです。
その後支払いに困っても、関係ないんです。
親身になってローンの相談に乗ってくれて、いい人とか思っちゃダメですよ。
裏があるんです。
そのローンが通るということは、その彼に大金が転がり込む事と同義なんです。
そりゃ親切にしますよね…
家買う気がなくなりました
そういうのを近くで見てたので、家を買う気がなくなりました。
加えて、
持ち家というのは資産でなく負債である
とかいう認識もあるので余計です。
ふと、当時を思い返して、騙される人今でも多いのかなーとか思ったので、書いてみました。
不動産屋に怒られそうですね。